同僚(別代)の急死を悼んで

安田浩一君のご霊前に、謹んでお別れの言葉を捧げます。

浩さん。

? 今、こうして、君の笑顔を見ていると、これから自分が君にお別れの言葉一入一一旦を捧げるなんて、信じられない気持ちだよ。

また明日も、営業一説のドアを勢いよく聞けて、「おはよう!」という君の声が聞けるような気がする。

こんな形で君との別れが来るとは。

? 君とは、二十五年のつきあいだ。

入社後すぐの同期会で、妙に気が合い、一題一一主一何かにつけ行動をともにした。

よくふたりで飲み歩いたもんだった。

浩さん。

君の酒は実に気持ちがよかったよ。

大学の体育会で鍛えただけあって、その飲みつぶりは、それは見事なものだった。

いくら飲んでも正体を失わず、節度を保ち、酒豪の鋭のような君だったのに。

仕事でも、君は同期の仲間を常にリードしていた。

入社後、普通は五年で任されるプロジェクトも、君は四年でクリアしたし、仙台に転勤後は、それこそひと回りもふた回りも、人間が大きくなって帰ってきたよな。

ますます男気に磨きをかけて、下には慕われ、上には頼られ、ここだけの話、女性社員の問でも、君の人気はちょっとうらやましいほどだったよ。

そして、昨年の秋から動きはじめた大型プロジェクト。

これは君なしではできないものだった。

社運を賭けたといっても過言ではないだろう。

その総ここ数カ月、本当に寝る間も惜しんでの、過密スケ合責任者として、君は、ジュールをこなしていた。

本当は疲れていたのか?君が脳揃血で倒れたと聞いたとき、正直「しまった」と思った。

突っ走り、ずっとがんばっていた君に、「少し休めよ」と、一号一口声をかけていれば、そうすればこんなことにはならなかったのではと思うと、悔やんでも悔やみき本当はつらかったのか?巨司れない気持ちでいっぱいだ。

浩さん。

すまなかった。

君が命を捧げて進めてきたこのプロジェクトは、僕らが確実に引き継ぐよ。

君の努力は、決して無駄にしない。

必ず成功させる。

それが君への何よりの供養になると信じて。

浩さん。

どうぞゆっくりと休んでください。

ありがとう。

匡Eお別れの言葉とします。

ご冥福をお祈りいたします。